神奈川自治体問題研究所



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理事長 長尾演雄(ながおのぶお)のごあいさつ


  新年おめでとうございます


        理事長・長尾演雄

 新年おめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
年頭にあたり、三つのことをお話しして、新年の挨拶にいたします。
 一点目は、ご承知のように、全国の自治体学校が神奈川で開催されます。自治体学校を成功させるためには、地元の研究所として全力で運営に協力し、また、学校への参加者を組織するのは当然のことです。会員のみなさまにはご苦労をおかけすることになります。全国から大勢の人が集まるこの学校を、チャンスだと考えて、周りの友人・知人・仲間に全体会議や分科会への参加を積極的に呼びかけ、自治体問題研究所の魅力や意義をよく知ってもらういい機会にしたいと考えています。そしてまた、わたくしたち神奈川自治体問題研究所の諸活動に関心を持ってもらい、協力・参加を促し、活動の活性化へ向けた一層の努力をしたいと考えています。研究所の会員拡大にもつなげたいものです。
 二つ目のお話は、わたくしたちの研究所活動の特徴であり、また、自慢できる一つでもあると思うのですが、地域支所・研究会が8つもあります。それぞれの地域の特性を生かした個性豊かな研究所活動を展開してきています。地域住民との柔軟な結びつきで、地域づくりの実績や地域民主主義の経験をいくつも積んできました。支所・研究会の活動は、神奈川の研究所活動の一翼を担ってきてくれています。しかしながら、研究所会員の高齢化は、この「まちの研究所」の運営にも大きく支障を来すようになりました。休眠状態や新たな活動の展開は極めて困難な状況にあるところが出てきています。今年は、この問題の解決に研究所会の総力を挙げて取り組みたいと考えています。地域の諸課題を地域住民の共同で取り組むためには、この8つの支所・研究会はなくてはならないものだからです。また、今年の成人式に参加された青年たちの思いや願いを読みますと、「好きなことができる社会」、「一人一人が輝ける社会」、「もっとグローバル社会に」と語られているどの社会も、日常生活で感じる「生きづらい身近な社会」のことであり、そこを変えて、「生きいきと輝いて生きたい」という願いが込められているものと捉えておくべきものだと考えます。こうした青年たちの思い・願いをしっかり受け止め、研究所活動を展開していくためには、「まちの研究所」活動なしには不可能だからであります。
 三つ目のお話は、若者たちの思いを機敏に生かし切る研究所活動には、やはり研究所の若返りが不可欠でしょう。この問題は、長期的な展望と粘り強い取り組みが不可欠であることは承知しています。そうだとしても、その第一歩を踏み出す年に今年をしましょう。今年もご苦労をおかけしますが、よろしくお願いします。
 

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2024年2月1日更新